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塩入れ Salero

塩の使い方は地域によってまちまちですね。
西洋ではどこも同じように使っているように見えますが、塩入れという言葉を訳してみるだけでもかなり違いがあります。例えばスペイン語ではSaleroサレロという言葉になりますが、同じ言葉を英語に訳すとSalt Shakerソルトシェイカーとなり、いかにも塩を振るという動きまで感じることが出来ます。でも、生活スタイルが相当違うスペインの場合は『振る』という作業ではないのです。

塩入れ Salero_c0213220_613421.jpg
こちらは、昔カスティーリャ地方にあったクリスタル工場の展示品。美しいサレロです。ご覧になっていただいて分かるように、スペインでは塩はこのような器に入れられ、親指と人差し指で摘んで掛けるという作業になります。イギリス風だと細長いボトル状の容器に、金属の穴が幾つかある蓋がついているものを振るということが想像できます。

塩はウェットタイプの海塩だと指先に塩が残るので、きっとイギリス人はもっと清潔感のあるシェイカーを使ったのでしょう。汚れは仕方ありませんが、テーブルセッティングをした時に、やっぱりスペイン式のSaleroの方が私は好きです。写真のような小さいクリスタルの器が大体4人に1個くらいの間隔で並べられていたのだと思いますが、スペインに来た時からこの塩入れの美しさには魅了されています。

私は日本でフロール・デ・サルと呼ばれる塩の結晶も紹介しているのですが、この塩が食卓にないと落ち着きません。日本ではお醤油差しが必ず卓上にありますが、ヨーロッパではそれが塩に変わります。オリーブオイルと塩さえ美味しいものがあれば、膨大な数の料理ができるので、我が家のテーブルには塩とオリーブオイルというのが定番で、お醤油は時々だけ登場します。お醤油も素晴らしい調味料ですが、オリーブオイルと塩のように食材の個性を守りながら旨みを出せる調味料としては劣るものがあると思っています。

本題からズレない内に終わりにしますが、美しい塩入れはテーブルに絶対必要ですよ~



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by angel-chiho | 2012-09-13 06:02
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