感動したことをリポートするのに時間的に追いつけなくて困っているのですが、今日は今春の京都で愉しみ今でも余韻の残っている事のお話。

食事は勿論カウンター形式。ヨーロッパでも最近カウンターが人気ですが、この日本のクリーンさがないような気がします。料理人の姿勢も全く違うので仕方ありませんが...国によって違う良さがありますね。
こんな若い料理人が素晴らしい器で四季折々の料理を作ってくれます。必ず料理人と顧客の相性というものもあると思うのですが、ひと目で彼の料理は気にいると感じました。アペリティブのお酒から感激。今まで知らなかったお酒の味と酸味と甘さ。面白いコンビネーションのお酒に参りました。あまり喜んだためか最後にお土産にいただいてしまいました。ごちそうさまでした。しっかりスペインに持ち帰りましたが、まだ一緒に飲みたい人と会食するチャンスがないため、しっかりと保存しております。
これがこの料亭の定番。誰もが喜んでいただける一品だと思います。
まるでお餅のように見えますが、なんとこれは焼き豆腐。どんな風に作るのか全く想像もできませんが、独特の食感で、一度食べたらまた食べたいなぁ~ときっと感じるはずです。ゴマも最高の風味。今でも鼻のあたりに香りが残っているくらいです。(大げさですが本当です)とろ~っと内部が少し出てきています。クリーミーでお豆腐とは思えない食感。
そして、まさかの一品がこちら。
お料理も美しく繊細なモノだったのですが、大変なラリックファンの私にとっては、この器を使っているということが信じられない贅沢体験でした。
日本の料亭ではお料理だけでなく器も大満喫できますね。ヨーロッパの器文化も素敵ですが、やはり陶磁器の評価は日本人に特別なものを感じます。
ラリックと料理人の和の世界が融合して、ここでしかできない文化体験が出来ました。
最後の締めには、料理人自ら抹茶を点ててくれました。
彼のエネルギーにはお寺を感じさせるものがあったので、ぴったりの締めとなりました。
茶器もそれぞれ違うものが準備され、私のところにはブラックの思っていた器が届きました。最高でした。
ちょうど桜の季節だったので、桜の最中。
あんこは日本の芸術品ですね。
http://www.jiki-miyazawa.com/
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