寒さが増してくると共にスペインでは豆料理が食べたくなります。
リオハに行ったので、この地域の名物いんげん豆Pochasポッチャスを食べてきました。
種類的にはインゲン豆の中に入るようですが、ポッチャスの特徴は皮の柔らかさにあります。インゲン豆も高級なものは皮が薄く気にならないのですが、ポッチャスは特にフレッシュ感があり、色も白く完全にならないでグリーンの状態のものもあります。ナバラ地方が有名な産地ですが、リオハでも有名。きっとこの地域が栽培に適しているのでしょう。マドリードでも時々販売されていますが、普通は瓶詰めのモノになってしまいます。
今回仕事先のスタッフが連れて行ってくれたレストランのポッチャス、結構スパイシーで最高でした。多分今まで食べた中でも一番味付けが気に入りました。ご覧のとおり結構ソーセージ関係が入るので高カロリーの一品ですが、寒さが厳しくなるとスペインでは誰もがこういうPlato de Cucharaプラト・デ・クチャーラと呼ばれるスプーンで食べる料理を求めます。
必ず週1回くらいは豆料理がメニューに入るシーズン。
マドリードの場合は、ひよこ豆かレンズ豆、北部へ行くとこのポッチャスやアルビアスといういんげん豆料理になります。特にバスク地方のトロサ産のアルビアスは有名です。セゴビアのラグランハの町の大型いんげんのスープも美味しいですが、我が家は義父のアストゥリアスのFabesファベスという豆を使った料理が人気です。
ところで、スペイン人特に北部の人は豆料理と共に、このグリーンの唐辛子の酢漬けを食べます。バスクの典型的な酢漬けで、ピパーラPiparraと呼ばれる唐辛子。フレッシュなものをフライにしても美味しいのですが、一般的にはこの酢漬けの状態が食べられます。
初めて見た時は、あまりにも山盛りの唐辛子が豆料理と共に登場したので大笑いでしたが、最近では豆料理というとこの唐辛子を食べるのがお気に入りになってしまいました。やめられなくなるので要注意。
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