関西、九州方面に行っておりました。

何年ぶりかの九州ですが、特に長崎は15年振りくらい。前々から観たかった長崎県美術館にも連れて行っていただきました。長崎にあるスペイン美術に興味があったのですが、今回は観光ではなかったので全く予定に入れてなかったのですが、訪問先がなんと美術館から数分のところだったのです。建築家、隈研吾さんの建造物もシャープで繊細、この場にピッタリな建造物だと感じました。

日本人コレクターのスペイン絵画コレクションも良かったのですが、スペイン近代美術の質の良さは驚くものがありました。とてもよい選出がされているように思いました。こちらはダリ。私はダリファンではないのですが、もちろん好きな作品もあります。長崎のものは素晴らしい作品でした。観られると思っていなかったので、余計大満足!
この他、ミロの作品もタピエスの作品も偉大なものがあります。
もう少し古い作品があってもいいように思いますが、全部が展示されているわけではないでしょうから、またいつか訪問したいと思います。

こちらが出島の様子。
想像以上に小さい島だったので驚いたのですが、現在でも発掘などが実施されており、非常に興味深いものがありました。これも訪問先の目と鼻の先だったので見学できたのですが、じっくりそれぞれの資料館が観たかったです。
建物に使われていた色が独特で新鮮でした。
ブルーとグリーンの間のような色が木の手すりや階段部分に使われており、どのくらいオランダや当時のヨーロッパ人がグレーや黒の多い日本の建造物の中にカラーを加えたかったのかが伝わってきました。
なかなかお洒落なコンビネーションでした。
中では当時の服装のガイドさんたちが歩いており、色々説明してくれるようでした。
こちらは当時の様子を復元している模型。
ちょっとメンテナンス不足のように思えましたが、あまり長崎を訪問してここに行くことはないのでしょうか。
グラバー亭なども良いと思いますが、出島にはやはり独特のヒストリーが多くあるように思います。
これから個人的に少し調べてみたいスポットのひとつです。
素敵な洋館も数軒あり、それだけでも長崎の昔の活気が感じられます。
やっぱりこういう文化が混ざったところはいいですね。独特の味を感じます。
短い長崎滞在だったのですが、新しく開発されたところをメインに歩くだけだったのですが、ニュー長崎を発見した気分です。長崎は路面電車で古さを味わい、港の方に出てモダンさを楽しめるとてもいい街でした。
クリックして応援してくださいね。励みになります!Gracias.
人気ブログランキングへ