花が少ない季節には、暖かい時期の花の様子を思い出して過ごすと気分が晴れます。昨年友人が購入したポルトガルの別荘を訪問したのは9月末、ちょうどブドウの収穫シーズン。何もかもが豊かさを表す風景でした。
ブドウ畑のある庭がやっぱり欲しいなぁ~と夢見るような景色。
オリーブ畑と葡萄、レモン、オレンジ、アーモンド、いちじくはやっぱり庭になくてはならない植物だと再認識。年齢と共に癒されるものは変化しますね。
滞在先のこちらの家に美しいダチュラーがありました。ダチュラーはやはりある程度湿気のある地域の方が綺麗で、ここでは池の脇に植えられていました。
ダチュラーのような派手なお花は自宅ではなく、外で見惚れるのがいいように思います。手元で育てたらきっと可愛くて仕方なくなるのでしょうが。
本当に見事なダチュラーと池でした。女性がまるで洗濯をしているようですが、実はくるみを洗っているのです。ポルトガルのクルミは美味しいことで有名です。私も訪問する度、山盛りのクルミを買うのですが、誰かがこういう作業をしてくれているのですよね。今はきっと機械が多いのでしょうが、ポルトガルは昔からの作業を人が喜んでしているように思います。めんどくさいという人があまりいません。
庭巡りをしてから朝食...オリーブオイルがなかったこと以外、申し分のない朝食でした。
甘いモノのオンパレードですが、ポルトガル人は甘党。食事に呼ばれると大体デザートがダブルかトリプルになるので本当に大変ですが、甘いのですが味に奥深さがあるので、もっと知りたくなるクセモノです。
ホームメイドのいちじくのコンポートも上品に仕上がっていましたが、私はローストと食べる方が好み。
食事の後、ちょっとキッチンも覗かせていただきました。
こういう陶器や磁器を見ると、持ち主と話が弾んで大変です。朝食が延々と続いてしまいます。それにしても素敵なカフェオーレボールや器が山盛り。欲しいモノばかりでした。
今年もまた同じシーズンに行きたいと思っています。
クリックして応援してくださいね。励みになります!Gracias.
ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ
スペイン料理の本も書くチャンスに恵まれました。伝統的な家庭料理がお好きな方にオススメです。
私が美味しいと思った料理で、日本でも簡単に作れるレシピを集めています。
アマゾンで好評発売中。1470円