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マドリードの帽子店
先週はじめて仕事でハンドメイドの帽子メーカーさんのアテンドをしました。30年間スペインに住んでいますが、帽子専門家のアテンドは初めてだったのでとても新鮮でした。仕事の依頼を受けてからマドリードの帽子やスペイン式の帽子のことを考えはじめたのですが、ここ10年くらいでしょうか、帽子専門店も姿を消したものです。知らない内に消えていたショップが多くて、気が付かなかったことに自分でも驚きました。

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こちら旧市街にある古いお店ですが、昔は完全に帽子屋さんで軍人の帽子も綺麗に陳列されていたことを憶えています。今では半分はツーリスト用のお土産品のお店になってしまっていますが、かろうじて帽子のセクションも残っています。イタリアのボルサリーノというメーカーはクローズしてしまったそうですが、ここにはまだ最後のボルサリーノの在庫が残っていました。ボルサリーノファンにはきっと見逃せないでしょうね。店内はリニューアルされていたのですが、店舗構えは昔のままを保存しているのでホッとしていますが、これもオーナーが代わってしまったら何を販売し始めるか分からないので、帽子を使う習慣がまた復活するといいのですが。

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マドリードで最も重要な広場であったプラサ・マヨールPlaza Mayor. 少し前まで老舗も結構あったのですが、最近はすっかり変わってしまい寂しいものです。美しいアーチが印象的ですが、長い歴史の中でこの広場が見て来た様々な行事の中には、宗教裁判のような残酷なものも少なくありません。

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もう一軒、こちらは完ぺきな帽子専門店。棚に残っている箱も魅力的。帽子を買うというよりも、店内の様子に目が言ってしまい帽子は選ぶのが難しい。専門家と一緒だったので、これぞスペインという帽子をお薦めしました。ゴヤの時代に遡ったようなバンドレロと呼ばれる強盗団の帽子で、今では重要な民族衣装になっており男女構わず使用します。アンダルシアのフェリアでは、これをかぶった素敵な女性がよくいます。ベルベットという素材も良いのだと思います。下の写真をご覧になっていただくと様子が分かると思います。

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写真はLavozdigital.esより
こんな感じです。かっこいいスタイルです。

19世紀の人形でもこのバンドレロはよく登場しますが、こうしてじっくり見ると民族衣装は本当に宝の山です。どんな小さい細部にも手仕事の素晴らしい伝統が隠れています。
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by angel-chiho | 2018-03-03 04:38 | Madrid マドリード | Comments(0)
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