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サンティアゴ・デ・コンポステラと椿
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真冬に椿を鑑賞するために、ガリシアを訪問したいと思っていた夢が叶いました。ガリシアの椿はおそらくポルトガル経由で伝来したのだと思われますが、16世紀、17世紀に上流階級の人々が、競って世界中の植物を収集した結果が、今の植物事情を作っていると、やはり庭を鑑賞したり植物を知ることにはロマンを感じます。

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最初に訪れた公園では、バグパイプが鳴り響き、30年前初めてガリシアを訪れた時も、バクパイプの音色で朝起こされたことを思い出しました。私にとってガリシアは、サンティアゴ、バグパイプと御影石、椿、タコ、エンパナーダがキイワード。どれもこの地域に来ないと感じられない特別な感動を与えてくれます。今回は特に椿を追いかけてみましたが、アジアから伝来し、現在スペイン北部で欠かせない植物となっている椿と紫陽花は、特に魅力を感じます。
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椿とバグパイプに導かれて歩いていたら、ロサリア・デ・カストロというガリシアを代表する女性詩人の記念碑の前に出会わせました。バグパイプもここから響いて来ていたのですが、最近スペインではやたらと独立活動をする人々が、郷土音楽などを使って政治的なプロパガンダ活動をしているので、そちら系の集団かと思い深く知ろうとはしませんでした。可愛らしい民俗衣装が印象的だったのですが...
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ロサリア・デ・カストロの詩を歌詞として使う音楽家を知っているので、彼の音楽でのロサリアしか私は分からないのですが、実は彼女の生家の庭も椿で有名で、いつかその椿を見に行きたいとは思っていたのです。そんな事もあり彼女のことを調べてみたら、なんとあの日は彼女の誕生日であり、それを祝ってバグパイプの演奏があったという事に気がわかりました。変な民族活動と混同してしまい残念でしたが、偶然ロサリアの生誕祝いの場に居られたことに、一人で縁を感じてしまい、今度こそ彼女の小説を読んでから生家は訪問する決心をしました。

御影石のグレーと椿はしっくりと馴染んでおり、これ以外のコンビネーションは考えられません。椿がなかった時代は、もっとずっと寂しそうな彩だったと思います。

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椿はいくら見てもなぜか飽きません。日本ではもう少しこじんまりと椿の木を仕立ててしまうようですが、ガリシアでは相当な大木になっており、見ごたえたっぷりです。噴水の周りにあった椿も、仕立て方がヨーロピアンなので、やっぱり日本の椿とは違う印象を持ちます。

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椿を見ながらワクワク気分が増したところで、聖地サンティアゴ巡礼の目的地へ。多くの人の願いがこもるこの大聖堂は、何度訪れても深い深いスペインの神秘性を感じます。御影石のように、ずっしり重みも感じますが、私はサンティアゴは幸運の守護神だと信じているので、いつもしっかり触りに行きます。入口にあるロマネスクのミュージシャンにも必ず挨拶。
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サンティアゴの像のところで写真撮影は出来なかったのですが、近くにある別の石像と記念撮影。
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当分、サンティアゴパワーの恩恵に与れること間違いなしです。


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by angel-chiho | 2019-03-04 07:35 | Trip 旅 | Comments(0)
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