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カテゴリ:Olive オリーブについて( 88 )
種を抜いて作るオリーブオイル
世の中には色々なアイデアがあるものです。オリーブオイルの説明をする時に、よく『オリーブの種はどうするのですか』と質問を受けます。通常、種は果肉と共にしっかりと潰して搾られます。種の中に抗酸化物質として重要なフェノールがたくさん含まれているので、とても重要な成分なのです。

でも、世間には種がない方が良いオリーブが出来ると思っている人もいるので、各地に実は種を抜いて搾るオリーブオイルもあるのです。
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ジャ~ン。こちらがオリーブから抜いた種。確かに潰されていません。圧搾する前に種だけ抜くのです。すごい手間ですが、現在は色々な技術が発展しているので、特別な機械が種を抜いてくれるそうです。

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こちらが完成したオリーブオイル。プレミアムオイルとして販売されています。新しいプロジェクトとしては興味深いと思いましたが、味はパンチが少ない印象でした。アルベキーナ種を搾っているので、もともとマイルドタイプのオイルですが、いつものアルベキーナよりも香りも弱い感じ。欠陥は全く感じられないオイルでした。

今のところ私は種がしっかりと搾られているオイルが好みです。

この会社の面白いところは、不動産開発をしている会社のようで、様々な地域で例えば砂利や石を掘り出し、地域の景観を破壊してしまった場合、開発後の地域を再開発としてオリーブを植えて農園を作っているそうです。こういうリサイクルというか、土地を再利用する方法もあるのですね。こういう風に、しっかりと資源を使った後の事まで考えている会社は理想的です。オリーブの事を調べていると、いつも発見があるので、実に勉強になります。

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家の光協会から『はじめてのオリーブ』という本が3月に発売となりました。パワジオ倶楽部と共に監修をさせていただきました。アマゾンなどで好評発売中です。どうぞよろしく。オリーブを生活に取り入れたい方にピッタリです。

by angel-chiho | 2019-04-25 05:37 | Olive オリーブについて | Comments(0)
オリーブを種から育てるには。
オリーブの種を蒔く方法をお伝えします。
オリーブは核果と呼ばれる果物のひとつなので、種はオリーブの実の中心にあり、堅い殻で保護されています。種から育てたい方は、種を傷つけないように、丁寧に殻を割って中心にあるデリケートな種を取りださなければなりません。そして、取り出した種は、水分を含んだコットンのようなものの上に置き、芽が出るのを待つのです。

先日販売となりました【はじめてのオリーブ】という書籍に、育て方は詳しく説明されていますが、種から蒔く場合はこちらのリンクを参考にどうぞ。






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オリーブについての新書が、家の光協会から2019年2月27日に発売となりました。パワジオ倶楽部・前橋と共に監修した、オリーブをはじめて楽しむ方々におすすめの本です。木の栽培からオリーブの実の漬物の作り方まで紹介しています。オリーブが好きな方必見です。アマゾンで発売中。1512円



by angel-chiho | 2019-04-15 01:27 | Olive オリーブについて | Comments(0)
世界一のオリーブオイルに選ばれました。
日本でオリーブオイルを紹介する仕事を開始して12年経過しましたが、今週夢のようなニュースが届きました。世界一になるのは時間の問題だと思っていたカサス・デ・ウアルドのオリーブオイル、ピクアルという品種がロスアンゼルスの国際オリーブオイルコンクールで、堂々ナンバーワンに選ばれました。

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詳細を説明しないとどのくらいすごい受賞か分からないと思うのですが、2019年度のコンクールには、371社が658種類のオイルを出品。カサス・デ・ウアルドが受賞したMarco Mugelli賞は、たった1つのオイルだけが選ばれます。The Best of bestということになります。

因みに、次に難しい賞がBest of Showという賞ですが、それには9種類のオイルが選ばれ、そのベスト中のベストがMarco Mugelliになります。この次にBest of Classという賞があり、それは29種類だけ。そして次に来るのが金、銀、銅となります。

カサス・デ・ウアルドが毎年受賞している金賞は、今年は134種類のオイル。銀賞は167種、銅賞が94種でした。

いつか世界一になると確信していましたが、まさか今年なれるとは予想できなかったので、本当に嬉しい夢の膨らむ受賞です。これでまた一歩前進するエネルギーが湧いてきました。何事も積み重ねですが、こういう受賞は背中を押してくれるパワーがあります。この素晴らしいピクアルに興味のある方、どうぞご連絡ください。オリーブ好きの方、日本でオリーブを販売したい方、本物を求めている人には必ずご満足いただけるオイルです。いつも応援してくださっている皆様にも心から感謝しております。これからも応援してください。


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by angel-chiho | 2019-02-16 08:36 | Olive オリーブについて | Comments(0)
オリーブの強剪定
今年はブラックオリーブの漬物を幾つか試しているので、何度もオリーブの収穫に行っています。マドリードでもオリーブはかなり栽培されていた時代があったようで、我が家の近所にも古い木がかなり生き延びています。残念ながらほとんどが収穫をされずに放置されているのですが、少しづつオリーブを手入れする人は増えてきているように思います。

先週収穫した木にまだまだ実が残っていたので、同じところへ向かったら、なんと強剪定が施されていました。やっぱりこのオリーブにもオーナーがいたようです。今回の強剪定はおそらく6,7年ぶりだと思います。かなりボウボウ状態だったのですが、実は豊作だったので、勿体ないなぁと思い少し実を勝手にいただいていたのです。
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もう全てしっかり成熟し真っ黒になった実ばかりですが、中には凍ってシワシワのものもあります。これからトライするレシピはこの凍った実を使うか、わざわざベランダに出して数日凍らせてから作るレシピです。ベランダがない場合は、冷凍庫に入れるのもOKだそうです。
私は伝統スタイルでテラスに置く方を選びました。強剪定をしても実は収穫されていなかったので、既に寒い思いは十分にした実だと思うのですが、あと数日テラスに放置します。本日は強剪定のことをお伝えするので、レシピは後日おいしく出来たらお伝えします。

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強剪定の様子はこんな感じです。
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細い空に向かって伸びる枝が数本残されていますが、太い枝は大部カットされていました。スペインの剪定は大体がこんな感じです。
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まだまだ元気そうな枝もカット!こうした方がオリーブの生命力が、再び息吹いてくるのでしょう。
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バッサリとすごい量の枝が落とされていましたが、これは焚火にして燃やしたり、オリーブ農園だったら細かくカットして肥料として、オリーブの幹の周りにまき散らします。このポリフェノールたっぷりの葉が栄養になるのでしょう。動物もここまで黒く成熟している実であれば、かなり食べるのではないかと思いますが、日本の方が鳥が喜んでブラックオリーブを食べている様子を見たことがあります。こちらの動物は、あまりに普通過ぎて見向きもしない感じです。

日本で地植えのオリーブを持っている方。かなり大きくなってしまっているオリーブは、かっこよくい木に育て、生産性を上げるためには強剪定が必ず必要です。思い切って強剪定挑戦してみませんが。シーズンは今がベストです。

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この羊ちゃんも小春日和を満喫してました。草も美味しそうな若草が出てきているので、羊も人間と同じように気持ちのよい空気を楽しんでいました。


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by angel-chiho | 2019-02-13 07:49 | Olive オリーブについて | Comments(0)
スペインならではのオリーブオイルココア
スペインに最初にココアを伝えたのは、コロンブスだと言われています。唐辛子と一緒に持ち帰ったようですが、唐辛子は修道士によって品種改良されコロンブスが伝えたものが、スペインに定着しピメントンになりましたが、ココアは忘れ去られてしまいました。結局、16世紀にメキシコを征服したエルナン・コルテスが伝えたカカオが、スペインで甘い飲み物となり上流階級で大成功を収めました。

前回ココア用の銅製ピッチャーなどを載せましたが、それを見ても分かるかもしれないのですが、スペインのココアはチョコラーテと呼ばれ、かなり濃厚です。飲み物というよりもクリームソースのようなもので、有名なチューロスなどを漬けながら飲むというよりも食べるという方がしっくりくるかもしれません。今日はバレンタインデーを前に、スペイン式のココアについて紹介したいと思います。


ココアにオリーブオイルを入れるといいという記事がネットによく登場していますが、出来上がったにココアにいくら上質なエクストラヴァージンオリーブオイルでも、そのまま加える人は少ないように私は思うのですがどうなのでしょう?!美味しい作り方の話の前に、なぜココアとオリーブオイルの組み合わせがいいのかお伝えしたいと思います。

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理由はオリーブオイルの保温効果にあります。オリーブオイルをそのまま飲むのが難しいという人は、白湯にオイルを入れて飲むと飲みやすいと言われていたのですが、それだけではなく白湯にオイルを加えると、その油膜のおかげでお湯が冷めるスピードも遅い事が分かったのです。オイルならどれでも良いわけではなく、サラダオイルとオリーブオイルであれば、やはりオリーブオイルの方がこの油膜の保温効果も優れているのです。これは私も尊敬している松生恒夫先生の研究結果で、もっと注目されていないのが不思議なくらいなのですが、書籍『オリーブオイルで老いない体をつくる』(平凡社新書)に詳しく研究データーと共に書かれています。

結論としてオリーブオイルのココアを飲めばカラダが温まり、その保温効果の長さからも冬は女性に嬉しいことばかりであることが分かりますが、当然、化粧品としてオリーブオイルが使われることもおのずと納得できます。ハンドクリームいらずになった私の手には、いつもオリーブオイルが朝晩フェイシャルクリームとして使われているので、この油膜効果が長時間続いているわけです。

ココアの作り方から話が離れてしまいましたが、美味しいココアを作るためには、粉末状のカカオをオリーブオイルでしっかりと練ることが何より重要で、これがスペイン式のココアの作り方です。あまりにオリーブオイルでココアが美味しくなるので驚かれると思います。びくりするほどココアが、オリーブオイルの脂質で美味しくなるのです。このレシピは細かく説明したかったので、クックパッドのシークレットスペインページで説明しています。

どうぞこちらのリンクからご覧ください。

バレンタインデーには、スパイシーなオリーブオイルをプレゼントしてみませんか。このレシピどおりに作れば、感動のココアを体験出来ます。

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by angel-chiho | 2019-02-12 02:45 | Olive オリーブについて | Comments(0)
ポルトガルのCARM農園へ
もう2月。数週間前に家族に病人が出てしまい1月何も更新出来なかったのですが、今年も意欲的にポルトガルのシングルエステートオリーブオイルを広める活動は励んでいきます。早速、今年のオイルが完成したので、テイスティングをして日本向けのブレンドをアレンジするために、農園に行って参りました。

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真冬は真冬の美しさがあるポルトガルのドウロ川上流。冬訪れる時はこんな感じの天候がよくありますが、オリーブを剪定し、その枝を焚火で処理しているような光景は、いつ見ても良いものです。今のところ今年はそれなりに雨も降っている感じがします。

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まず何より先に今年のオリーブオイルの出来栄えをチェック。ここでも技術が進歩しているので、昔のような咳込むような激しい苦さや辛さのあるオイルはなく、それぞれバランスのとれた上品なオイルが仕上がっていました。
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ここからがオーナー、フィリペの鼻と腕の見せ所となりますが、私は単なるインポーター(バイヤー)ではなく、日本での一般消費者の嗜好までよく知っているつもりなので、最近の傾向を話したり、私が取り扱う他社のオイルの状態や出来なども含め、細かく説明してCARMの魅力を最大限日本で広められるように話合います。CARMが誇る世界有数のオーガニック農園の素晴らしさは、今年益々伝えたいところです。昔見えなかったものが、10年以上経過すると色々見えてくるものです。ノウハウは日々積み重ねるものであることを、最近特に実感してます。
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夜はCARMの家庭料理をご馳走になりました。定番の野菜スープ。これは日本のお味噌汁のようなものですが、スープ好きの私にはたまらない一皿。CARMのオイルを垂らしていただきます。ワインも勿論CARMのオーガニックワイン。実は現在ワインのインポートの準備もすすめているので、しっかりとワインの勉強もしてきました。カナダでポルトガル料理店を経営する方にも会い、色々指導していただきました。これからイベリア半島、特にドウロ川については深めて行きますので、皆様応援してください。

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ポルトガルのコンフォートフード。大根葉とカブの葉の中間のような野菜を、ポルトガルやスペイン北部では大量に食べます。この料理はグラタンのようなものですが、この葉っぱが美味しさの秘密です。

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デザートには定番のチョコレートムース。これが食べたくていつもここに通っていると言っても過言でないくらい美味しいです。
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次の日は朝からワインの勉強とテイスティング。探していたものが見つかり大満足。CARMのワイン醸造専門家のアントニオも、農園の特徴を表すような性格の持ち主なので、彼にワインの話を聞くと納得できます。
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写真は完成寸前のロゼ。タンクから出してもらいました。爽やかなフレッシュ感が気分を上げてくれるようなワインでした。やっぱりこの風景が生む土地のエネルギーを感じますが、ミネラル感がエレガントさを出しています。

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日本での次のイベントの打ち合わせもして、大満足で帰宅しました。これからやる事が山盛りですが嬉しい限りです。帰り道、こんな素敵な田舎の叔父さんにも会い、よりポルトガルにハマりました。
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by angel-chiho | 2019-02-03 03:37 | Olive オリーブについて | Comments(0)
幸せな気分になるオリーブ農園でのランチ
11月12月はオリーブの収穫真っ只中。何度もオリーブ農園を訪問します。カサス・デ・ウアルドという優れたメーカーに行くと、よく食べさせてもらうシンプルな野菜料理を紹介します。

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日本ではあまりこういう食べ方はないように思う、まさにてんこ盛りの野菜です。それぞれセパレートして調理し、最後ににんにくのフライを散らしています。そして何よりこのシンプルな料理を美味しくしてくれるのが、上質なエクストラヴァージンオリーブオイルなのです。これは体験した人しか分からない事なのですが、スーパーで買えるような大量生産で透明の容器に入り、どんな状況で搾られたか分からず、どんな保管をされたかも分からない1リットル1000円を切るようなオイルでは、全く同じ結果は得られません。

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スペインではほとんどの料理の基本的な味付けが塩だけで実施されます。プラスされるものと言えばにんにく。この野菜料理にも膨大な量のにんにくが入っていますが、にんにくとオリーブオイルはスペイン人の長寿の鍵だと思います。優れたオリーブオイルは野菜だけでなく食材全般の旨みを引き出す能力があるため、こんな塩味だけで作る料理も目を見張るように美味しく仕上がるのです。
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また野菜の調理は結構時間をかけます。栄養価を考えるときっと長時間の調理は避けるべきなのでしょうが、じっくり炒めたり、煮込んだり、ローストしたりすると野菜の甘みが凝縮されより美味しくなるので、私はこのスペイン式の野菜料理が大好物です。超ご馳走だと思っているので、こういう食卓を見るとワクワクします。

是非、皆様も今度こんな風にじっくりと野菜を塩味だけで上質なエクストラヴァージンオイルと共に調理してみてください。キイポイントはたっぷりオイルを使うこと。日本人の感覚だとおそらく通常の3倍から5倍の量のオイルを使うべきだと思います。オリーブオイルはきめの細かいライトなオイルなので軽く、かなりの量を入れないと足りません。特にこのタイプの野菜料理にはたっぷりお使いください。

おすすめオリーブオイルはこちらの3リットル入りのカサス・デ・ウアルド製造のエクストラヴァージンオイル!
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カサス・デ・ウアルド 3リットルグリーン缶入りエクストラヴァージンオイル、マイルドタイプ。
参考価格 9000円(税別)


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by angel-chiho | 2018-12-06 07:33 | Olive オリーブについて | Comments(0)
アーリーハーベストとは。
私が選んでいるアーリーハーベストについて少しお知らせします。毎年日本向けに空輸しネットやショップで販売しているアーリーハーベストという早摘みオリーブオイルがありますが、これ実は特注で作ってもらっており、一般的にオリーブオイルと言えるものではない状態のものを特別瓶詰しています。

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              アーリーハーベストにはピクアルという品種が使われています。

どういう事かというと、仕事上搾りたてのオリーブオイルを飲むチャンスに私は恵まれているので、どうしてもこの搾りたての濃厚でグリーンなジュースを日本の方にも楽しんでもらいたかったのです。そこで8年ほど前から色々な会社にお願いしてジュースのオイルになる前の状態のものを瓶詰してもらっています。プレミアムオイルの世界は日々変化しているので、その進化に合わせて私もグレードアップしたアーリーハーベストをお届け出来るようにしたいのです。

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            この木から収穫されたオリーブ果実がアーリーハーベストには入っています。

今年は世界一のオリーブ生産地であるハエンのMONVA社を選びました。この会社の活動の素晴らしさは何度か記事にしていますが、野生のオリーブを収穫してオイルにしたり、誰もやらない事にチャレンジしているところにあります。感銘を受けてからもう10年くらいお付き合いを個人的にしてきました。とても文化レベルの高いファミリーです。こういう特殊なものの制作は簡単に受けてはもらえないので、今まで何とか作ってもらって来ましたが、オリーブに対する想い込みが深ければ深いほど共鳴を受けられる部分が多いメーカーとコラボしたいと思うようになり、今年はMONVAにオーダーをするに至りました。

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                  一流メーカーには一流の圧搾設備が整っています。

オーダーしたのはいいのですが、今年は雨が多く気候も変だったので収穫が遅れに遅れ、やっとのことでアーリーハーベストの収穫になったと思っていました。ところが直接農園に行ってみると11月の2週目であるにも関わらず、圧搾所は静まり返っており人もあまり農園で見かけません。なんと本格的な収穫はまだ出来ないというのです。私がオーダーしたオイルだけ農園内で一番早く良いコンディションで成熟する地域のものを選んで、どのオイルよりも先に圧搾してくれました。ここを選んで間違っていなかったことを確信しましたが、予想した約束の日程に搾れなくて彼らもハラハラしていたようですが、こんな風に対応していただき本当に嬉しいの一言です。

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完成したオイルは上品としか言いようのない出来栄えです。オイルの勉強をした12年程前は、ピクアルと言えばパンチの強い辛いオイルのイメージで誰もが品の良いオイルは想像していませんでしたが、プレミアムオイルの世界も進歩し今では驚くほどマイルドでバランスのとれたピクアルが出来るようになっています。
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オリーブオイルの世界でオイルの色の評価はしませんが、ビジュアル的にこのエメラルドグリーンのオイルを見ると誰もが惹かれることは間違いありません。ピクアルが生むエメラルドグリーンの美しさは抜群なので、あえて今年のアーリーハーベストは透明の瓶に詰めました。ハイクオリティのオイルを透明の瓶に入れるなんてもっての外と思われる方もいるかもしれませんが、自信満々なメーカーの意見とオイルの成分的な抗酸化物質の高さも見て、あえてこのようなスタイルにしようという事になりました。

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                完成したアーリーハーベストは『ヴァイエ・マヒナ』として販売。

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アンダルシアのエメラルドグリーンの宝石のようなピクアルが生むオリーブオイル。もう少しで日本に到着です。

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最後にこちらが今年のアーリーハーベストを実現させてくれたオーナーファミリーのルイス・モンタベス氏。長年彼からは多くのオリーブオイルやオリーブ農園の事を教えてもらっています。これからもコラボを続けたい私にとって大切なオリーブビジネスパートナーのひとり。とっても頼りになる男性です。こういう人達の人間性とアンダルシアのテロワールが生む、素晴らしいアーリーハーベストを今年はお届け出来ることが何より嬉しいです。


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by angel-chiho | 2018-11-14 23:03 | Olive オリーブについて | Comments(0)
代々木上原にあるレストランsioでの『プレミアムなポルトガルを愉しむ一夜』
10月は連日イベントを開催させていただきました。
フードペアリングイベントを東京の代々木上原で個性的な鳥羽シェフと実施。とても楽しい一夜となりました。ワインはポルトガル産CARMのもので統一。オリーブオイルもCARMの上質なエクストラヴァージンを満喫していただきました。
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まずは爽やかな白ワイン。コデガ・デ・ラリニョという日本ではまず聞く事のないポルトガル、ドウロ上流の品種。酸味もしっかりとあり食欲がわきます。

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オリーブオイルを添えた茶碗蒸し風のムースのようなお料理。繊細な滑らかさでした。

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こちらはラムレーズン風味のフォアグラ。蕎麦も使っているそうで芽が飾られていました。まるでガナーシュ。
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次に登場したのはCARMのレセルバ・ホワイト。私のお気に入り白ワインですが、3種類のぶどう品種がブレンドされており心地よいフルーティーさ。

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馬肉とビーツそしてラフランスのコンビ。
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モンサンミッシェルのムール貝とそば粉のクレープ。クレープには根セロリのペーストが入っていました。ソースはコーンの風味を感じるクリーミーなもの。CARMの白がピッタリでした。
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低温調理の鰆。味噌のソースにはフロール・デル・ヘニルというペドロ・ヒメネス種から作られたオールドヴィネガー入り。超美味。

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ガザレッチャのアラビアータ。このパスタは鳥羽シェフ好みのシンプルなもの。期待していたのですが、パスタにうるさい私にとってはあと一歩という感じ...

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赤ワインはレセルバ。これもどんどん飲めてしまう旨さの赤ワイン。メインディッシュはピジョンかビーフだったのですが、どちらにもマッチしてました。

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今回のペアリングで大当たりだったのがこちらのピジョン。大絶賛している人が何人もおりました。私も一口いただきましたが、日本で食べたピジョンの中で一番の美味しさでした。

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こちらが天草牛。最高の焼き加減。60度で焼き上げた後に炭火で香りづけ。ベースにあるマスタードの美味しさは感動的でした。赤ワインが益々美味しくなるようなお料理でした。

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パルミジャーノとトリュフのリゾット。もう少しトリュフが欲しかったのですが美味しかったです。
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2本目の赤はマリアデルルデス。丁寧に作られた最高の赤ワイン。パーカーポイント94点というフレンチオークで作られるCARMの一級品。

一番最後の赤は亜硫酸フリーの自然派ワイン。信じられないようなフレッシュさを持つ赤ワイン。これが何年も持続できるパワーを持っているところがこのワインのすごいところなのですが、4,5年後に試してみたい一本です。CARMオーナーのフィリペがしっかりとデカンテーションをしてくれました。このワインは眠りから覚ましてあげる必要があるので、デカンテーションが必須なのです。これによって生きがえるようにワインが開きます。ところで、美しいデカンテーションをしてくれる人が傍にいるといいですね。

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カキとキャロットラペとマスカルポーネの不思議なデザート。意外性が美味しかった。

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ブリアサヴァランのアイスクリーム。フロールデサルとオリーブオイルも使ってあります。幸せになる美味しさのデザート。

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最高のお料理でCARMのワインを楽しんでいただきたかったので、今回はこじんまりとした会を開催しました。みなさま喜んでいただけたように思います。来春再び開催したいと思っておりますので、今回参加出来なかった方、是非次回ご参加ください。よりパワーアップしてイベリア半島を流れるドウロ川のワインやオリーブオイルの魅力をお伝えしたいと思います。

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鳥羽シェフどうも有難うございました。とっても楽しく繊細なお料理でした。シェフの性格がわかるようなお料理、素敵だと思います。

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そして、今回の会を実現するにはなくてはならない存在だった従妹のRちゃん、心から感謝しております。彼女のサポートのおかげで開催できました。また次回もよろしくお願いしま~す。
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今回のレストラン sioはこちらからどうぞ。
http://sio-yoyogiuehara.com/


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by angel-chiho | 2018-11-10 05:03 | Olive オリーブについて | Comments(0)
フォーシーズンズホテル京都での美食のマリアージュ

10月日本での滞在はあっという間に終了。素晴らしいパートナーたちに恵まれ、また新しい一歩を踏み出すことが出来ました。思い出深いのは10月21日に開催したフォーシーズンズホテル京都での美食のマリアージュイベント。2年振りでCARMオーナーをお招きしてオリーブオイルだけでなく、今回はワインも一緒にペアリングランチを催しました。


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このイベント急きょ開催することにしたので、An's Tableの森澄子さんもさぞ大忙しだったことと思いますが、完璧なオーガナイズで前回よりもパワーアップした会になりました。ワインはギリギリまで到着せず、私も応急処置を考えておいたのですが、奇跡的に会の数分前に到着し、勝手ですがこの新しいステップは方向性を間違っていないと確信しました。

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春、フォーシーズンズを訪問した時から次はこの空間でのイベントを開催することが目標でしたが、6か月で叶えられるとは思いませんでした。これも偉大なパートナーを日本とポルトガルに持っているからこそ出来たことだと思います。

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大変お世話になった井料シェフ。CARMのオリーブオイルを完璧なかたちでお料理と組み合わせ、最高のタイミングでワインもサーブしていただきました。それぞれのお料理の説明も詳しくしてくれただけでなく、それぞれのテーブルを周り質問にも答えて下さっていました。
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ワインについてはCARMオーナーが会社の歴史を含め、ポルトガルの自生ブドウ品種を使っていることなど説明してくれたのですが、どんな風にポルトガルワインの魅力を皆様にシンプルに伝えられるかは、実は前夜ずっと考えており眠る事も出来ませんでした。そのくらい私にとっては思い込みが深いものなのです。

オーナーのフィリペが『ワインはポエジー的な側面がある』と語ってくれたのですが、彼ともポルトガルワインの特徴について直前まで話していました。私の考えではキイポイントは『ポルトガルの風』。日本にある『風味』という言葉がピッタリだと思っているのですが、古代からポルトガルには『セフィロ』とか『ゼフィー』と呼ばれる特別なそよ風が存在します。不思議なパワーを持つ風で、この風でルシタニア(ポルトガルのこと)の馬は身ごもるともいわれています。ポルトガルの美しい馬の秘密はこの風であるように、ワインの特徴もこの風が大きく関わっていると私は信じています。

そんな思いを巡らせながら飲んでほしいのが、CARMの世界遺産区域で生まれるワインとオリーブオイルなのです。

次回のイベントは来春。もっと深くオリーブオイルとワインを知っていただけるように、次はもう準備を開始しました。また、皆様是非ご参加ください。パワーアップしたより楽しい会を予定しております。ご参加誠に有難うございました。

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by angel-chiho | 2018-11-05 07:59 | Olive オリーブについて | Comments(0)





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